重大な過失となりうる場合とは、故意と同視しうる程度に注意義務に著しく違反する場合であり、その事例は典型的には以下のとおりです。
(1) 他人に譲渡・貸与したパソコンや携帯電話が不正使用された場合
(2) 他人にログインID・ログインパスワード・確認用パスワードを渡した場合
(3) ログインID・ログインパスワード・確認用パスワードを他人の目に付きやすい場所に放置した場合
(4) その他、上記と同等の重大な過失が認められる場合